武庫川渓谷を歩いてきました。
僕ぐらいの年齢の人達には超懐かしい、電化される前の「国鉄福知山線」宝塚~武田尾間(現在は廃線)が歩けるようになっています。JRは関知していないようですが(黙認しているらしい)。
例によって最寄の駅に自転車を預けて、ハイキングにGO!
JR宝塚線の生瀬駅で降りて国道沿いに少し歩き、中国自動車道の高架下辺りから川に下りて行くと、入り口があります。
もっと強い口調で禁止しなきゃ。
一見何の変哲も無い山道ですが
いたるところにこんな看板が。かまわず進みます。
平たく言えば「この橋渡るべからず」ってことですよね。しばし考えた後、端ではなく真ん中を走って渡りました。一休さん、ありがとう。
しばらく歩くと枕木が出現。やっと廃線跡らしくなってきました。
トンネルの入り口です。
く、暗い。中は真っ暗で、懐中電灯で足下を照らさないと危なくて歩けません。この時はトンネル内に自分一人しかいなかったようで、むちゃくちゃ怖かったです。
出口が見えてきた。ホっとします。
トンネルを抜けると
当時は車窓からもこんな景色が楽しめました。脱線したらすぐ川底にまで落ちていきそうなギリギリのところを走っていたんですね。今考えると危ないことです。
しばらく歩き続けていたらこんな人が。外国の方でした。
正面から撮る勇気はなかったので通り過ぎてから。前を歩く集団のうしろをのんびり歩くような速さで漕いでいました。気長やなぁ。もっとも、ここに自転車で来ること自体すごいというかなんというか。
そのまま歩き続けていると、やっとメインイベントの登場。
映画「Stand by me」の気分が味わえると喜んだのもつかの間、さすがにここは立ち入り禁止(柵があった)でした。はて、この先どう行くんだろう?
鉄橋の横にキャットウォークのような細い道がありました。これはこれで危ないけどな。
気分だけでも。落ちたらケガじゃ済まないですね。
鉄橋を過ぎた辺りからは川の流れもゆるやかになってきて、休憩できるスペースがあったり川原に下りたりもできるので、ここらで食事されている方も多かったです。終点近くになるとトイレや別のハイキングコースもあるので、時間があれば足を伸ばしてみるのもよろしいかと。ちなみに最後の写真、野いちごかと思ったらどうやらへびいちごだったようで。残念!